こんにちは、meriです。この記事は、前回の記事【ついに初めての胚移植】の続きになります。
不妊治療についての最初の記事はこちら
胚移植後の過ごし方
無事に肺移植が終わり、判定日までは引き続きお薬を使いながら過ごしていました。
相変わらず、エストラーナテープで赤くなったお腹を掻きまくり笑、仕事が終わればトイレに駆け込み膣に薬を入れる日々😅
でも、これらのことが少しでも着床に繋がるのだと思ったら、苦ではありませんでした。
あとはもう神頼みですね。
子宝に恵まれると評判の神社に行ったり、なるべく体を冷やさないように冷たい食べ物を避けたり。
毎晩、着床していますようにと祈りながら眠りにつきました。
もし妊娠していなかったら…なんてことは考えないようにしました。
結局、出来る事は限られてしまいます。
それでも、いつもよりは安静に過ごしていました。
で、1つ迷ったことが、判定日の前に妊娠検査薬を試すかどうか😵
気持ち的には1日でも早く結果が知りたい。
そんなときに、手元に検査薬があるとめちゃくちゃ迷うのです。
すごい調べたい気持ちはあったのですが、もし今検査して陰性だったら、判定日に病院に行きたくなくなる。
そう思い、検査薬に手を伸ばすのはぐっとこらえて、判定日まで待ちました。
いざ、判定日当日
そして、ようやく迎えた判定日。
仕事中ずっとモヤモヤ気になるのが嫌だったので、その日は始業前に病院へ向かいました。
胚移植から約1週間後の来院です。
血液中のhcg値を測定して妊娠の判定を下すため、到着してすぐに採血をしました。
待合室で結果を待つ間、心臓壊れるんじゃないかってくらいバクバクでした笑
採卵の前や受精卵の結果を聞くときも同じく緊張しましたが、この妊娠判定前が1番の緊張だったかもしれません。
しばらくして呼ばれ、診察室に入ります。
その瞬間、先生の顔を見てなんとなく察してしまいました。
あ、今回、ダメだったんだ。
案の定、席に着くと言われました。
「今回、残念だけど妊娠反応は出ませんでした」
妊娠していますようにとずっと祈り続けてきたので、ショックは大きかったです。
泣きたかったけど、先生の前で泣くのは嫌で堪えました。
先生は、まだ1回目だから気を落とさずに次頑張ろうと励ましてくれましたが、1番望みのある胚盤胞で陰性だったので、次がうまくいくのか不安でした。
でも、ここでやめたらまた中途半端で終わってしまう。
それは嫌だったので、早速次回の胚移植のスケジュールを組んでもらいました。
翌月に二度目の胚移植挑戦です。
また移植周期に入ったら、お薬が必要なので来院することになり、この日は病院を後にしました。
すぐに気持ちを切り替えるなんて無理で、しばらく茫然としていました。
泣きながらトイレで、お腹に貼っていたエストラーナテープを剥がした記憶があります。
どうして私は結果が出ないんだろう。
移植1回目で妊娠した人と自分は、何が違うんだろう。
このまま妊娠出来なかったらどうしよう。
ずっとネガティブが止まりませんでした。
幸い、凍結した胚があと2つあるので、採卵はしなくて良い状況だったのですが、それでも数日は心が沈んでいました。
沈んだ心をどう切り替えるかが大事
いつまでも沈みっぱなしでは夫に申し訳ないので、どうにか気持ちを切り替えようと奮闘しました。
その結果、こういう状態のときは、自分の好きなことに集中するのがいいと気付きました。
ちなみに私の好きなことは、
・漫画を読む
・お酒を飲みながら映画を見る
・カラオケ
・温泉と岩盤浴
大体この4つです。
TSUTAYAで漫画をレンタルし、家で大好きな酎ハイ片手にマーベルの映画を見て、姉とカラオケで5時間歌いまくり、夫と温泉&岩盤浴を楽しむ。
好きなことだけを思いっきり楽しむことに専念したら、不思議とスッキリして気持ちが前向きになりました😀
きっと自分が楽しめる事なら何でもいいと思います。
気持ちの切り替えには、この方法は本当におすすめです。
気持ちがネガティブなまま治療に臨むと、治療自体が苦痛になってしまいます。
そういう精神状態で取り組んでも、良い結果は出ないように感じます。
なので、うまくいかなかったときこそ、気持ちの切り替えが大事だと心から感じました。
そうは言っても、すぐに切り替えるのは難しいと思うので(私も数日はかかりました)自分の気持ちが落ち着き始めた頃に、好きなことをやるといいんじゃないかと思います。
特に温泉は、不妊治療中によく行っていました。
リラックス効果もあるし、身体も温まって冷え性改善にもなるし、不妊の方にはぜひ取り入れてほしいです。
今はコロナ過で、なかなか温泉に入りに行くのは難しいかもしれませんが、家のお風呂でも好きなバスソルトなどを使えば十分リラックス効果はあると思います😊
ぜひ、治療中に落ち込むようなことがあれば、自分の好きなことに集中して楽しんで下さい!!
次の記事では、二度目の胚移植について詳しく書いていきたいと思います。